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<相談 004 家中のコンセントを抜く>

 

[相談内容]

認知症の義父が家中の「コンセントを抜く」ので困っている

 

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認知症の始まった義父は家中のコンセントを抜いてしまいます。

1日に1回は「テレビがつかない」と大騒ぎをしても、最近は私も慣れて義父が騒ぎ始めるとコンセントを差し込みにいきます。

 

お米を炊いている時は台所にいて、デジタル表示の時計などは直すのを諦めました。

 

高いところにあるエアコンのコンセントも椅子に乗って抜いてしまいます。

いくら怒ってもやめないんです。

椅子から落ちて骨折したら・・・と思うと気が重くて。

 

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コンセントを抜かれると、生活用品の中には電気を使っうものが多いことに気付きますね。

周りの人には困った言動でも、その方の行動には「その人なりの考え方」があります。

 

 

高齢の方がコンセントを抜くには理由

 

・さしたままでは「火事になる」と心配

・コンセントを抜いた方が「節電」になる

・スイッチを切るより「抜いた方が簡単」

 

 

「抜く理由」に対して説明や対応

 

・火事の予防にはトラッキング防止コンセントなどを使用すると安全

コンセントやコードの周囲も掃除をしてほこりを溜めない

 

・年々、節電効果の高い製品が出ており、コンセントを抜いて故障する方が高くつくかも・・・

コンセントを抜くと待機電力の節電になるが、「すぐに使えるようにスタンバイしている」電力なので生活に支障がでる

 

そして、エアコンなど、コンセントを入れてから数時間待機してから使わないと故障の原因になる物がある

 

・ボタンが大きく、数も少ないリモコンに替える

スイッチが小さい、ボタンがたくさんあると「どれを押すのか」と悩むので「抜いた方が簡単」と考える

 

最小機能の「入り・切り」だけのリモコンもある

リモコンに大きく「切る」などと書いておく

また、どのリモコンか分からないこともあるので、何のリモコンかを書いておく

 

 

 

でも、現実には「説明しても解決しない」ですね。

 

 

エアコンなどの高い位置のコンセントは、ふと気になったら目について抜きたくなるようです。

 

この方が心配されているように

けが、特に骨折すると、治療中は体の動きを制限され体力も落ちるので、治ってからも元のように動けることは少なく、本人も家族も大変になります。

 

 

コンセントを抜くのは目につくと「気になる」「心配になる」からなので、現実的な対策を考えましょう。

 

1:気にならないようにする

2:「抜かれない」工夫をする

 

 

1:気にならないようにする方法

 

特に高い位置のコンセントは、目立たないように壁と同様の色で塗るのが効果的

差し込み口を見えないところへ作る(増設する)

できるだけコードを見えないような配線・家具などを配置する

コンセントやコードはカバーなどに入れる

 

 

・「抜かれない」工夫をする

 

コンセントカバーをつける

赤ちゃん用のカバーはお手頃な値段からあり、ホコリよけにもなる物もある

コンセントの前に家具などを置く、カバーなどに入れる

コンセントをを目立たない場所へ作る(増設する)

 

 

 

一筋縄ではいきませんが

認知症の方も声の掛け方や関わり方の工夫で、家族の話を聞いてくれることもあります。

 

「動けるから」コンセントを抜きに行ける・・・

時には、そう思ってあなた自身をなぐさめながら、乗り切りましょう。

 

 

介護に正解はありませんが、あなたの悩みを解決するヒントになれば幸いです。

 

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